わが青春

青春のころわが愛せし作品と主人公牧野信一

「ファウスト」のファウスト。 人間性の有する、互に相矛盾する性格悲劇を理由として。

     一 わが青春

 今が自分の青春だというようなことを僕はまったく自覚した覚えがなくて過してしまった。いつの時が僕の青春であったか。どこにも区切りが見当らぬ。...

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「イタリア紀行」

 この頃は私も物事に対して一面的な考え方ではなく種々の方面から眺め、かなりひろい見方をすることができるようになってきましたが、この小説を読んでますますその方面に私の教養が必要であることを感じました。ゲーテにおいてキリスト教的要素と、ギリシア的要素とが非常に美しく調和されているのを感じました。そしてそ...

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上州の山の中の小屋

 ことに上州の山の中の小屋で私を思い出して下さって、あの深い孤独と、澄んだ叡智《えいち》とに輝いた便りを下さった時、また湖の畔《ほとり》の旅館からの静かな心をこめた手紙、また母上を東京に送って行かれて帰られた時の手紙など、感動と非常に親しいいきいきしたシンパシーとをもって拝見したのでした。あなたがそ...

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